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contentおはようございます☀️
加古川で東洋医学をこよなく愛する、ひなた鍼灸マッサージ、宮﨑です😆
石飛先生のblogでも紹介していました『冬バテ』という言葉があるように、これだけ気温の寒暖差が激しいと自律神経が乱れ、体調不良になって当然です。
そのようなときに、ご自身で行うセルフケアを知っていれば心強いこと間違いなし‼️
そこで、オススメのツボ、自分でできる鍼治療をご紹介します😊
そのツボは、手三里❗️
手三里は、ひじの外側にある曲池というツボから指の横幅3本分ほど離れたところにあることから、道のりの三里になぞらえて呼ばれるようになりました。単純な命名のようですが、「三里」には実はさらに深い意味があるのです。
東洋医学では、「三」は「天の数」で、幸運の数字を意味します。「里」も単に距離を表すだけではありません。この字は「田」と「土」に分解できることから、東洋医学では「里」=「稲」ととらえています。
つまり、稲が胃腸に吸収される食糧であることから転じて、「里」は胃腸の病気によく効くツボである、ということを表してもいるのです。
こうした由来からも分かるように、手三里は胃腸の病気にはもちろん、できものにも有効で、吹き出ものやにきび、湿疹などの解消に効果的です。また、肩こり、歯茎や歯の痛み、腕や顔の神経症状、下痢、糖尿病などにも有効です。
手三里は別名「鬼邪」とも呼ばれます。
「鬼」という字がつくツボは、昔から神経を鎮める効果があるとされています。精神を安定させたいときにも有効です😁
手三里は、手の陽明大腸経という経絡に属しています。
経絡とは、気(生命エネルギー)の通り道のことで、手の陽明大腸経は、人さし指の指先から始まり、腕の外側、背中、肩、首、口の横、鼻の横を20の経穴(ツボ)を通過しながら走行する経絡です。その通り道から分かるように、肩こりにもってこいのツボなのです😃
そこで、ご自身でできるセルフケアはこれ❗️
手三里は、逆の手で腕を軽くつかみながら、親指の腹を使ってもみ込むように刺激します。
ピンポイントで刺激したい場合は、束ねたつまようじで刺激すると鍼治療みたいになりますよ😙
セルフケアをしてもなかなか良くならない❗️
もっともっとしてほしいときは、当院にきて治療を受けてくださいね。
お待ちしております😊