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contentおはようございます😃
さくら鍼灸整骨院、往診勤務の石飛です❗️
春は、良くも悪くも目覚める季節。春一番の強い風が吹き荒れ、動植物も目覚め始めるように私たちの身体も冬の我慢の季節から活動的になり、身体的・肉体的に不安定な状態になりやすい季節です。
東洋医学では、春は「肝」に影響が出やすい季節とされています。
「肝」の働きは、西洋医学でいう本来の肝臓の働きの他に、自律神経、目や筋肉、感情や情緒中枢のコントロールシステム的な部分をいいます。 情志活動、消化吸収、気血の運行がスムーズになるようコントロールするこの働きを疏泄(そせつ)作用といいます。
また肝は血を貯蔵するはたらきがあります。肝はただ血を貯蔵するだけではなく、必要に応じて血流量の調節も行っています。この血の貯蔵と血流量の調節の2つを合わせて蔵血(ぞうけつ)作用といいます。肝の働きが悪いと疏泄や蔵血作用が乱れ心身の不調に繋がります。
また肝の気は上昇する性質をもっていら為、春の陽気に刺激され肝気がのぼり過ぎる事があります。そうすると頭痛・のぼせ・めまい・不眠・便秘・肌荒れ・情緒不安定などの症状に繋がります。不調を感じたら、呼吸が浅くなっていることも多いので意識して深くしてみる事もお勧めです。
いつもと同じようで体は日々変化しています。小さなことでも治療のヒントになります。なかなか不調が良くならない場合はいつでもお気軽にご相談くださいね🤗