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あんま?マッサージ?指圧?どう違う?

投稿:2020年9月15日

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    ひなた鍼灸マッサージ 坂口です。

    あんま・・・
    マッサージ・・・
    指圧・・・
    どれも言葉としてはよく見ると思います。
    いつも受けてるあの施術は、どれなんだろ?
    整体ってのもあるよな?
    今回はその違いを簡単ではありますが記そうと思います。
    まず、あんま・マッサージ・指圧は3つで一つの国家資格です。これで店も出せます。
    でも手技としては別のものです。

    『あんま』


    あんまは「按摩」と書き、「按」は押すこと、「摩」はなでることの意味で、古代インドで発祥し、中国を経て日本に伝わったものです。
    「押す」「揉む」「擦る」「叩く」様々な手技で心地よくリズミカルに、薄い衣服の上から行い(手ぬぐいなどを使うことが多い)、主に疲労回復を目的とすることが多いです。
    筋肉への刺激が主ですが、神経のつながりにを利用することもあります。


    『マッサージ』

    マッサージは、あんまと同じく古代インドが発祥ですが、ヨーロッパの方に広がり、近世フランスで改良され、世界に伝わっていったとされています。
    あんまと同じく様々な手技を用いますが、目的は運動能力改善や機能回復が目的で、気持ち良さより治療に重点を置いており、筋肉というより、皮膚や血流に対して作用します。皮膚直接に行い、そのためオイルやパウダーを使用します。


    『指圧』


    指圧はあんまや柔道やアメリカ由来の整体理論に基づき体系化され、日本で生まれたものです。
    主に指、時には手掌も使いますが、一点圧の刺激での施術で、人体に備わっている反射作用を利用し、筋肉だけでなく、内臓への反応も利用します。ですので、気持ちよさだけでなく、健康増進や疾病の治療にも用いられます。
    あんまと同様に衣服の上から、手ぬぐいなどを用いて施術します。



    ほかにも整体というのもありますが、これは骨盤や背骨を本来あるべき形に矯正する手技のことで、カイロプラクティックやオステオパシーなど様々な手技の総称です。ただ国家資格ではなく、営業許可制のため、ある一定の講義さえ受ければ誰でも店を開けられます(素晴らしい店もあればあぶない店もあるということです)。



    色々見ていると、病院やリハビリ施設ではマッサージが使われていることが多いと思います。
    整骨院や揉み屋、ほぐし屋といったところでは、あんまと指圧を複合させた主義を使う方が多いと思います。
    どれがいいというわけではなく、患者様をいかに満足させるには、ありとあらゆる手段を用いてもいいのです。
    当院のスタッフも、それそれが経験に培って考えた手技を用いて、患者様を満足させようと努力しています。
    ちなみにわたしは指圧ベースの手技で、疲労回復・機能亢進・健康促進に努めてます。

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