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contentおはようございます。🌅
往診マッサージの吉村です。👩🏾🦲
暖かい日も増えてきましたが 季節の変わり目は特に体調の方お気をつけください。🙇🏻♂️
ラグビー🏈トップリーグの開幕も相まって、前回からの続編となります。
【1980年度全国高校ラグビー🏈花園大会の決勝】が始まろうとしていた•••
ベンチで試合前の練習を見ていた山口に束の間、感慨が押し寄せていた。
【とうとうここまで来た•••皆よくぞここまで••】😑
伏見工業高校に赴任以来7年間の回想が寄せては返す波のように脳裏をよぎる。
ひとつは中学時代から【天才】の誉れ高かった 平尾誠二との出会い••
この時、既に平尾は伏見工のライバル、花園高校への推薦入学が内定していた。
【平尾が花園高校へ行けば、3年間は花園高校に勝てない••】💦
山口は絶望しつつも根気よく平尾を説得し続けたが内心では諦めていた。
しかし••その後入学願書をまとめている時 山口は目を疑った😳 なんと!平尾誠二の入学願書が届いていたのである。🤣 不思議な縁•• だが、栄光へのドラマはこの二人三脚を軸に始まるのであった。✨
平尾を擁した伏見工ラグビーのレベルは格段の進歩を遂げ快進撃してゆく。💥
さらに栗林選手 彼は入試トップで入学してきた秀才(主席で卒業後 国立千葉大学🏫進学)
将来エンジニア志望でラグビーは高校3年間だけと決めていた。勉強✍️とラグビー🏈の両立は並大抵ではなかったことは誰もが知っていた。
メンバー全員も それぞれ自己の難題に立ち向かいながら日々乗り越えて この決勝の舞台に立っていた。
試合直前 円陣を組み山口は言った。 【こんな舞台に立てるお前たちは幸せ者だ!💫 1時間思いっきりラグビーを楽しんでこい!】
そして試合が始まった•• 決勝の相手は3年前の全国大会で優勝し今大会も史上最強チー厶の呼び声どうり圧倒的強さで勝ち進んできた因縁のライバル、名将😎荒川監督率いる【大阪工業大学付属高校】
試合前半 伏見工は捨て身のタックルでペースをつかみ3点先制。 後半は大工大高も調子を取り戻し3点をとり同点。その後一進一退の攻防を続けながら試合は進む中 大工大高のタックルで伏見工ウイング栗林が倒される、マネージャー達が駆け寄り手当によって栗林は立ち上がりプレー続行することが出来た。🏃
(ちなみに部員達、マネージャー達は日頃、近所の整骨院🏠にずっと通って 治療を受け 術者からテーピングの技術も教わっていたという)
試合時間も残りわずか2分🕒 その時!密集から伏見工のパスしたボールが平尾を飛ばし(平尾は相手チー厶の徹底タックルで負傷が酷く😰速く走れない状況だった為) ウイングの栗林へと渡る。
ボールをしっかり脇にかかえ、チーム一の俊足 栗林は3年間の皆の思いを背負いながら懸命にゴールへ突進、大工大高ディフェンスが必死に追いすがりタックル•• 飛び込んだ栗林!••判定は? 😳😧🥶
ピピ〜!🎵ゴール左隅へ劇的トライ!🎉
山口監督は驚き瞬間飛び上がった。🪂
そして1分後ピピピ〜!🎶ノーサイドのホイッスルが鳴る。
伏見工業高校 劇的な初優勝🎊の瞬間であった。
平尾、栗林 全部員が抱き合った!
監督の山口は 呆然としながらも我に帰るや感極まり泣き叫んだ!
【まさか 勝てるとは思わなかった、しかし生徒達が奇跡を運んでくれた、【信は力なり!】です】
ここに悲願達成! その後も数多のの名選手を輩出しながら、伏見工業高校は、全国大会常連校として全国優勝を4度成す。
現在、学校統合により🦊伏見工業高校の名は消え、京都工学院として新たなスタート。 だが••伏見工高フィフティーン🏈そのラガーマン達の勇姿はラグビー史とファンの記憶の中に鮮烈かつ永遠に留められるのではないでしょうか。
次回よろしくお願いいたします。🙇🏻♂️