こんにちは、ひなた往診の吉村です。👩🏾🦲
コロナ禍も終息していない中、集中豪雨という、度重なる厄災。🌀🌫️🌊
一刻も早く無事安穏な日が来ることを祈るばかりです。🙏💦
現在、感染症に対しての医学の進歩は目覚ましく、有効なワクチン開発が待ち望まれています。🧬💉
では東洋医学はこの現況に対してどうなのか？古来 東洋医学も疫病等に独自の処方で立ち向かって来ました。🔥
ここでは一時タイムスリップして、その歴史に触れてみることにしましょう。👀
悠久の歴史をさかのぼること、今から3600年前頃のお話し。🎠
仏陀や孔子よりも遥か昔、中国の大地に【神農】🤴という人が現れ、人々に農業を教え薬を作り、多くの命を救ったことで帝と崇められた。
同じく【黄帝】👲という人も鍼灸術を施し、黄帝内経を著した。
天人合一思想🌌、陰陽論、五行論という中国医学の土台を築いた祖となる。
ここから中国医学が始まってゆくのである。
中国北部の黄河流域で灸が発達し、南の揚子江では鍼が栄え、西部山岳地帯⛰️では漢方生薬が豊富と・・広い国土に於いてそれぞれの地域特性を活かした医術が誕生してゆく。
そうした歴史の流れの上に幾多の先達が登場し、その献身により中国医学は発展を遂げてゆく。
一部人物紹介すれば
【華陀】外科の名医で三国志、曹操の主治医
【李時珍】歴代の医学書を集大成
・ちなみに日本に於ける医学の祖は
【丹波康頼】⛩️平安時代、日本最古の医学書著
•日本では室町時代に漢方が確立された。
【曲直瀬道三】🏯織田信長の主治医
こうして発展を遂げてきた中国医学であったが、受難の時を迎える・・🌪️
西洋医学の特効力に押され漢方は徐々に衰退し、とりわけ日本に於いては国家医療からの排除という・・・業としては存続し続け今に至る。
中国では毛沢東🇨🇳の文化大革命によって中国医学は見事🎇復権し国家医療を担い、今や東洋医学は世界的普及🌍🌎🌏を遂げた。
この史実は何を物語っているのか？
西洋医学も東洋医学も、まぎれもなく人類共有の財産✨であるが、医学の本当のあるべき姿とは何か？🏥
その答えを今は亡き私の師匠の言葉の中に見い出しました。😳
【西洋医学と中国医学の融合こそ究極の医学の姿や😠！理想の医学は中西結合にあり！】
今も師の声が耳朶に残り、感慨ひとしおです。🌈
次回よろしくお願いいたします。
